事務所名 東京GODO会計 税理士 多勢 陽一 |
所長名 多勢 陽一 |
所在地 東京都江東区亀戸 6-2-3田辺ビル6F |
電話番号 フリーダイヤル 0120-77-2514 |
FAX番号 03-3684-2740 |
Eメール tase-yoichi@tkcnf.or.jp |
業務内容 ・パソコン会計による月次決算支援業務 ・独立、開業支援業務 ・経営相談に関する業務 |
東京税理士会 江東東支部所属 |
また、新しい年がやってこようとしている。閉塞感から抜け出すためには何が必要なのだろうか。戦後の何もない、ただ生きることに精一杯だった時代に比べ、遥かに豊かな社会に生きている我々はあまりにも多くの事を望みすぎてはいないか。望むものが多すぎて自縄自縛になっていないか。
視点を変えて考える2013年にしたい。
『人間というものは、無数に生まれては消えてゆく、生まれては消えてゆく感覚に対して、まとめて「自分」だと思い込んでいます。「自分という個体」として「固定した何か」があると思い込んでいます。それらはすべて錯覚です。生命の法則として、どうしても「私という確固たる存在がいる」という錯覚が生まれるのです。
「われわれは自我が錯覚であるにも関わらず、その錯覚の自我を土台・根本原因にして、自我・錯覚のために生きている。だから結果として、生きる道は一貫して怒りに狂ってしまう。その怒りを他人に表現しようがしまいが、自分を破壊してしまう」という人生の真理を理解してください。
新しい人生論は「適度・適量を知る」「余分なものはカットする」自分で管理・管轄できる範囲です。管理しすぎても自己破壊ですし、管理できなくても自己破壊です。節度・適度を知れば、無限の苦しみが適度の苦しみになります。何か欲しいと思った時、「必要」と「欲しい」の差をつけてみる。必要以上に取らない、それが正しい謙虚な態度です。』(「怒らないこと2」より)
『生きて、生きて、まあ、どう生きたかはともかくもそれでも生きた緑の葉っぱが枯れて、真っ赤な紅葉に変わり、あの樹の上から、このどうということのない地面までの、そのわずかな旅路を潔くもなく散っていく、まだまだ生きてえ、死にたくねえ、生きてえ、生きてえ、散りたくねえ、と思って散った紅葉の方がどれだけ多くござんしょ』
(「野田版 研辰の討たれ」 辰次を演じる中村勘三郎のセリフ)
まだまだ、チャレンジしたいことが山ほどあったろうに。道半ばで倒れた、その悔しさが、今朝の日経新聞の記事を読みながらひしひしと伝わってきた。
凡夫である我々は、この人の記憶をいつまでも忘れない、これこそがこの人が長く生き続けることであると信じて。
① リスクをとるのを止める - 現状に満足して、リスクを取らなくなる
② 柔軟性をなくす - 状況が変わっても、頑固にそれまでの流儀を守り通す
③ 部下を遠ざける - 現場に出なくなり社長室に籠り、部下からの提言に耳を貸さない
④ 自分は無謬だと考える - 誤りがあっても認めず、自分の判断は常に正しいと考える
⑤ 反則すれすれのところで戦う - 倫理を無視して行動する
⑥ 考えるのに時間を使わない - 感情に流されて行動し、じっくり考える時間を取らない
⑦ 一貫性のないメッセージを送る - 混乱した、ばらばらのメッセージを従業員や顧客に送る
⑧ 将来を恐れる - 将来を悲観的に考えて、無気力になる
米コカコーラ社の会長が語る失敗の法則である。経験が長くなればなるほど過去の成功も失敗も頭にこびり付き、守るものが多くなるにつれリスクをとる勇気がなくなり、自分で作り上げた常識に囚われすぎて、失敗の法則に嵌まってしまうということのだろうか。
「変化に生き残るためには、大胆に自己否定せよ」これが失敗の法則に嵌まらないための自己革新につながることになるが、自分が自分を否定する、これほど辛い作業はない。
「明日はいい事がきっとある」という楽観主義と「お客様の喜びのために」という情熱が力を貸してくれる。
昨今のランニングブームは高まるばかり。4年前だったら、マラソン大会の一週間前のエントリーでも楽に参加できたのに、東京マラソンでブームに火がついたのか、うっかりしていると定員締め切りの大会が続出し、大会へのエントリーも一苦労するようになってしまった。
不思議なもので、レースに出るといつも終盤には「もう大会に出て走るのは最後にしよう」と思いながら走っているのに、二週間もすれば練習を再開し次に出場できる大会を探している。確かには走っている間は、日常的な思考回路から離れて走ることに集中するせいか別次元の爽快感がストレスを解消し、走った後のビールの味も格別で趣味のランニングが15年も続いている。
雑誌「戦略経営者」の「走る経営者たち」という特集でTKCタートルランナーズ倶楽部の取材を受けた。ランニングが好きな同好の士の存在も継続の力になっている。
The Hare and Tortoise(地道に努力した者が勝利する)が倶楽部の合言葉。私の次のレースは11月25日、大阪マラソン。さあ練習しよう!
国税通則法の改正により税務調査の手続規定が整備され、平成25年1月から施行される。今までの国家権力を背景とする税務行政(強者)と一納税者(弱者)というありがちな構図から税務行政と納税者の対等化が実現されることが期待される。
改正された国税通則法74条の9を要約すれば次の様になる。
『税務署長は、国税職員に納税義務者に対し実地の調査を行わせる場合には、あらかじめ、納税義務者及び税務代理人に対し、調査の旨及び次に掲げる事項を通知する。
① 質問検査権を行う実地の調査を開始する日時 ② 調査を行う場所 ③ 調査の目的 ④ 調査の対象となる税目 ⑤ 調査の対象となる期間 ⑥ 調査の対象となる帳簿書類その他の物件 など』
従来の調査手続の多くは、日時や場所の事前通知はあったものの、調査の目的が具体的に事前開示されることはほとんどなかった。改正法に調査の目的を通知することが盛り込まれたことにより、事前に通知された調査の目的から逸脱した税務調査はできないことになる。
また、税務調査の結果、申告漏れなどが指摘され更正処分による追徴課税をする場合や修正申告を勧奨する場合、原則として全ての納税者に課税理由の説明が義務付けられることになり、税務調査の現場における調査官の裁量権は大幅に限定されることになる。国民が適正な納税義務を果たすことを前提に、税務行政と納税者が対等な立場に立ち、税務行政の公正化、透明化が促進されることになる。
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江東区、商工会議所主催「オリンピックを日本に!ゴルフ大会」が若洲ゴルフリンクスで開催された。2020年東京オリンピックが実現した場合、ゴルフ競技の会場は若洲ゴルフリンクスになる予定だ。他にもオリンピックの16競技が江東区内で開催する予定となっており、地元の商工会議所としてオリンピック招致に熱が入っている。ロンドンオリンピックを上回る熱戦と感動を2020年、東京で見たいものだ。
ゴルフ大会は9組で開催され、東京GODO会計からは多勢陽一、多勢典子の二名が参加した。「オリンピックが開催されたらここでタイガーウッズもプレーするのかな」などオリンピックの話題に花を咲かせながら和気藹々のプレーを楽しんだ。新ペリアの隠しホールが見事にはまり、総合優勝は多勢典子という嬉しい誤算までついてきたゴルフ大会となった。
ロンドンオリンピックで日本は過去最高38個のメダルを獲得し感動もひとしおであったが、私の一押しは女子サッカーの決勝戦、敗戦が決まった直後の宮間キャプテンの号泣。勝つための周到な準備と過酷な練習、それらのすべてを出し切って戦っても届かなかった無念さが、あのソックスを下ろし仰向けに倒れ泣きじゃくったシーンに現れていた。その負けを潔く受け容れ、再びチャレンジする覚悟ができたからこそ、表彰台のイレブンは思いっきり弾けていて清々しかった。
『「負けました」といって頭を下げることが正しい投了の仕方。辛い瞬間です。でも「負けました」とはっきり言える人はプロでも強くなる。これをいい加減にしている人は上に行けません』
『大事なことは、負けた経験や挫折感を、後の人生でどう生かすかです。生かす事ができれば、負けや失敗は人生の中で失敗にならなくなる。むしろ、とても大切な糧にできる』
挫折の時に頼っている、谷川浩司九段の言葉です。谷川棋士といえば、大山康晴、中原誠、米長邦雄について史上四人目の四冠王となり当時最強の棋士と謳われた。しかし羽生善治の台頭により保持していたタイトルを次々と奪取され、悲運の棋士のイメージが強い。
将棋に限らず勝利者は常に一人だけで、他は全部負けているのが現実。負ける事が日常茶飯事、打たれ強くなった我が身ではあるが、自分の決めたことに負けたくはない。
2112年9月3日は「ドラえもん」の誕生日。この9月3日は生誕前100年ということになる。
22世紀、「野比のび太」の子孫「野比セワシ」は「のび太」の残した借金の返済にほとほと困り果て、悲惨な未来を変えるため「のび太」の世話係として送りこんだネコ型子守ロボットが「ドラえもん」という設定で、漫画ドラえもんは昭和44年、アポロが月着陸を果たした年から連載が始まった。
昭和44年当時の「のび太」が小学4年生であれば「のび太」は現在53歳。その「のび太」の残した借金返済に野比家の子孫たちは百年を費やし、それでもまだ借金が残り困っている姿は日本の財政とオーバーラップしてしまう。
日本の赤字国債はバブル景気による税収増で平成元年には発行を0にまでこぎつけ、更なる余剰金を国債返済に回せばよかったものを「ふるさと創生1億円」で大盤振る舞い、間もなくバブルがしぼみ平成6年から赤字国債の発行が再開し、平成23年には37兆円の赤字国債を発行し、赤字国債の発行残高は450兆円まで膨らんでしまった。(他に建設国債発行残高が247兆円ある)
消費税3%分、6兆円の財源を確保し毎年の国債発行残高を減少させていっても完済まで120年。せめて赤字国債だけに限っても75年の歳月が必要となる。
漫画ドラえもんは、「のび太」にふりかかった困難を秘密の道具で一時しのぎは出来ても調子に乗って使いすぎてしっぺ返しを食らうお馴染みの筋書きではあるが、ポケットから697兆円の国債がみるみる小さくなるスモールライトを出してくれないかな、「ドラえもん」
所長 多勢 陽一